一般的に介護職のイメージは、体力的に大変ではないかと不安になることや、排泄のお世話や入浴 のお世話等、衛生的にちょっと・・・と思えるような業務が自分でも出来るのだろうかとネガティブに考える場合が見られます。しかし、実際に働くと介護のイメージは良い方に変わる方がほとんどです。介護の仕事を通していろいろなことを学び、とても充実した仕事であると実感される方が多いです。確かに体力的に大変な面もありますが、どのような仕事でも悪い面は存在します。
では実際、介護職員の仕事内容にはどんなものがあるでしょうか。 まだ介護の仕事をしたことが無い人にとっては、未知の世界かもしれませんが、別に難しいことはありません。もちろん覚えることは山ほどありますが、結局何をするかと言えば・・・
では実際、介護職員の仕事内容にはどんなものがあるでしょうか。 まだ介護の仕事をしたことが無い人にとっては、未知の世界かもしれませんが、別に難しいことはありません。もちろん覚えることは山ほどありますが、結局何をするかと言えば・・・
利用者様の生活の援助をする。
これに尽きると思います。ただし、何でもかんでもやれば良い というわけではありません。なるべく、利用者様本人の出来る所は自分で行なってもらうことが 大切になってきます。
日本が超高齢社会となり、加齢・病気・障害などにより、自分が自分ではなくなっていくような不安を抱える人がどれ位いるでしょう。その中で私たち介護の専門職が行う介護とは、「その人 らしさを大切にした生活支援」です。「その人らしさ」とは年齢や性格、生活スタイルや趣味など、その人が歩んできた人生すべてを意味します。できていたことができなくなり、若い頃のよ うにはいかないという気持ちは誰よりもその本人が感じていることです。それでも「できること は自分でやりたい、できないことでも頑張ってみたい、好きなようにやってみたい」という自立への想いを大切に日々援助することが必要です。 また利用者様の状態は日々変化します。認知症で、訴えることができない方でも、「自分に変化 が起きている」と無意識にサインを送ってくることがあります。私たちがそのサインにいち早く気付くことで、「その人らしさ」を保つことも可能になってくるのです。
では、具体的には、どんな介助をするのでしょうか?
食事介助
食事が自分で食べられない方には、食事介助が必要です。 見守り程度から全てこちらが行う全介助まであります。
歩行介助
見守り程度から車椅子を押す介助まで様々です。
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排泄介助
見守りからトイレの介助、オムツ交換まで様々です。 また、トイレ介助一つとっても、見守り程度からすべて介助する方まで様々です。
入浴介助
入浴のお手伝いをします。入浴の方法は、利用者様の身体の状態に応じて様々です。やはりその人に合った援助方法が好ましいと言えるでしょう。
着替えの介助
朝起きた時や、夜寝る時は、衣服の着脱介助を行います。これもまた、自分で出来るところは自分で行うのが基本です。
レクリエーションのサポート
利用者様一人ひとりにあったレクリエーションを行えるよう、 職員がサポートします。食堂などの広い空間で団体で行うもの もあれば外出などの楽しみをサポートする場合などもあります。
精神的なケア
精神的なケア 介護職員は、利用者様の出来ないところを援助するだけで良いというわけではありません。時には精神的なサポートもする必要が あります。利用者様が安心して元気に生活出来るようにするためには、悩みを聞いたり相談に乗ってみたり、話し相手をしたり、元気づけてあげたりすることも必要になってくることがあります。
その他、掃除・洗濯・シーツ交換と言った家事援助のような仕事 もあれば、雑用や事務仕事など、仕事内容は多岐に渡ります。
以上、主な業務内容を中心に紹介しましたが、この他にもまだまだあり、ここには書き切れない位、沢山の援助があります。